2020年7月15日、警視庁は埼玉県の男を日本郵便の転居手続きサービスで虚偽申請をしたとして私電磁的記録不正作出・同供用容疑で逮捕しました。ここでは関連する情報をまとめます。
ストーカー行為に転居サービスを悪用
クレカや携帯が使用不可に
- 男と女性は2019年夏にインターネットを通じて知り合い、女性の自宅以外の場所で数回会っていた。女性とは2019年12月に交流が終了した。
- 2020年3月5日から13日かけ、女性に対し複数のサービスで紛失や解約など申請や手続きが行われ使用不可となった。*5
女性が使用できなくなったものは以下の通り。
- クレジットカード
- 携帯電話
- 水道、電気
- 銀行口座
- NHK(衛星放送)
- 女性は様々なサービスが使用不可となったことを受け2020年3月10日に警視庁へ相談し、避難を推奨されたことから11日以降自身の実家に避難していた。
- 男は2020年3月に女性が通う大学に違法薬物や売春を行っている等と伝えた疑いがあるとして、2020年6月24日にストーカー規制法違反で逮捕されていた。
更新履歴
- 2020年7月17日 PM 新規作成
*1:知人女性の荷物配送住所を自身の実家に 郵便サイトへ虚偽入力 容疑で無職男を逮捕,産経新聞,2020年7月15日
*2:知人女性の郵便物入手画策 ネット転送手続き悪用か,ANN,2020年7月16日
*3:住所は“特定班に依頼”知人女性にストーカー行為か,ANN,2020年7月17日
*4:事実確認のため旧住所、新住所を訪問することがあるといった注意書きは行われている。
*5:知人女性宛て郵便物を自分の実家に転送 容疑の男を逮捕,朝日新聞,2020年7月16日