2020年5月12日、日本経済新聞社はグループ会社のPCがマルウェアに感染し、社内ネットワークを使用する従業員などの情報が流出したと発表しました。ここでは関連する情報をまとめます。
[PDF] サイバー攻撃による社員等の個人情報流出について
添付ファイル開き感染
社内ネットワークの使用者情報が流出
- 流出したのは社内ネットワークを使用した社員らの情報 1万2514人分。
- 対象は本社、一部のグループ会社、団体の社員、OB、派遣社員、アルバイト、業務委託先社員。
- 流出した情報には氏名、所属、メールアドレスなどが含まれていた。
- 取材情報や購読者、顧客に関連するデータは被害対象に含まれない。
- 不正通信先は遮断済で、新聞製作などシステムへの影響もなし。
- 流出情報の悪用事実は日経新聞社は確認していないと説明。また継続して監視。
- 日経新聞社はサイバー攻撃の可能性が高いと判断し、なりすましメール発生の恐れもあるとして注意も呼びかけ。
更新履歴
- 2020年5月13日 PM 新規作成
- 2020年5月18日 PM 情報追加
*1:日経新聞 社員ら1万2000人余の情報流出 サイバー攻撃か,NHK,2020年5月12日
*2:日経にサイバー攻撃、1万人超の情報流出 新種ウイルス,朝日新聞,2020年5月12日