確定申告の公式サイトと思わせるようなタイトルがつけられたWebサイトが検索結果の広告で表示されていると話題です。
ここでは関連する情報をまとめます。
問題の広告を取り上げたツイート
確定申告のページに行こうとしてうっかり検索結果の上部に出ている広告サイトを踏んでしまい,気がついたらIEの起動時のページがfromdoctopdfなるものに置き換わって何度消そうとしてももとに戻らない,という問い合わせへの対応だん.
— Ntaki (長瀧寛之) (@nagataki) 2019年2月7日
なるほどBingの広告酷い pic.twitter.com/yEIB9dJG9x
— yasu (HIRATA Yasuyuki)@アスカネット (@hirayasu) February 8, 2019
Bingでの現在の「e-Tax」検索結果 pic.twitter.com/J3mblElAgy
— Haruhiko Okumura (@h_okumura) 2019年2月9日
検索結果に表示される錯覚広告
- 表示される個所は検索結果の広告欄。
- 税手続き以外のキーワードでも幅広く様々なジャンルに対応して表示される。
- Bingに限らず、Yahoo!Japanの検索結果でも同様の広告が表示されていた。
- 検索キーワードに対して公式サイトと錯覚させるタイトルが表示される。(以下はpiyokangoが確認したもの)
錯覚広告をクリックすると何が起こるのか
- 広告で引っかかったキーワードを解説するページが表示される。
- 同一サイト上に無数の解説ページが存在しているとみられる。
- フィッシングサイトやマルウェア感染など直接的に脅威となる事象は確認されず。
- トップページにアクセスしたところ、Wordpressが稼働していた。
- アドウェアをダウンロードさせる広告が含まれている場合がある。
確認したドメイン
- 今回確認したURLは以下です。*1
x.soyokiami.net www.sukukisewa.com p.wometoyuyu.com www.noyoyasite.com ten.teimeyua.com www.pchee.net
120.136.10.80 160.16.214.72 183.90.237.31
更新履歴
- 2019年2月10日 AM 新規作成
*1:すぐに切り替わるものと予見されるため有用性は低いです