2014年7月25日頃、NTTグループ各社はじめ複数の組織が自社サイトのコピーサイトが確認されているとして注意喚起を掲載しています。ここでは関連情報をまとめます。
まずは読みたい
NTTグループの発表
他通信事業者関係の発表
他組織の発表
- 楽天
- 住友商事
- サウンドハウス
- JCOM
- ユミルリンク
- アイテック阪急阪神
- IDCフロンティア
- UNISYS
- (PDF) 当社ウェブサイトを模倣したサイトにご注意ください
- TIS
- SCSK
- アイテックソフトウェア
- アールワークス
- インテック
- 関西電力
- かんでんCSフォーラム
- 関電不動産株式会社
- 京阪電車
- 近畿日本鉄道株式会社
- 叡山鉄道
- 泉北高速鉄道
- 京福電気鉄道
- gacco
- 旅行風水サイト事務局
- 中之島プラザ
- MID
- セガ
- 三菱UFJ投信
- 第一フロンティア生命保険株式会社
- 三井住友トラスト・ホールディングス
- 三井住友信託銀行
- イーデザイン損保
- オリックス生命保険
- オリックス自動車
- オリックス不動産
- 日新火災海上保険
- 東京海上日動
- 国際投信投資顧問
- 東洋羽毛
- 関西メディカルネット
- コスモ石油株式会社
- 日本プロパティ・ソリューションズ
- クロスモール
- ニフコ
- ユビテック
- アルパイン
- 名鉄不動産、長谷工コーポレーション、長谷工アーベスト
- 株式会社大京、東京建物株式会社、関電不動産株式会社、株式会社長谷工コーポレーション、新日鉄興和不動産株式会社
- FIELD
「模倣したサイト」とは「3s3s.org」?
楽天の発表に「item.rakuten.co.jp.3s3s.org/conspi/a00026/」とあったのでGoogleで「NTT site:3s3s.org」とかで検索すると沢山出てきました。恐らくこのことを指していそうです。ちなみにケイ・オプティコムの発表のキャッシュを見ると当初は「3s3s.org」と書いてありました。
既に調べていた方たちの記事
「3s3s.org」で検索したところ既に調べられていた方の記事が。
3s3s.orgへアクセスしてみる
3s3s.orgのトップページに何か書いてあるようなのでまずはAguseでアクセスをしてみます。
VTにかけてみても反応はなさそうだったので、安全な環境からアクセスしてみました。
3sとは「Stay Safe Surfing.」の略のようですね。キリル文字が表示されて読めなかったのでGoogle翻訳をしてみた結果が次の通りです。(その後ENを押したら英語表示になることに気付きました。)
3s3s.orgで提供される機能
「View blocked site」機能と「Shortlinks service」機能の2つがある模様。問題となっているのは前者の機能で、このWebサイトを通じて例えばブロックされたサイトへアクセスするための迂回路として機能するようですが、登録後のURLが「元のドメイン+.3s3s.org」として生成され、検索サービスのインデックスにも登録されてしまうようです。
Webサイトの内容は随時取得
最初は魚拓の様なサービスと思っていたのですがどうもアクセス毎に最新のページを取得するようです。試しにTwitterでこのサービスを使ってみましたが、つぶやいた内容が早速反映されました。「模倣サイトに注意」と掲載すればそのまま表示されるようになると思います。
ログイン可能なサービスの場合は
ログイン可能なサービスの場合はどうなるのでしょうか。Twitterで試行しようとしたところ、cookieが有効になっていないと表示されてしまい、ログインすることは出来ませんでした。
模倣サイトかどうかはURLで判別することになるかと思いますが、表示順位は低いながらもGoogleやBing等の検索サービスにかかってしまうため注意したいところです。ちなみに今回私の環境だと画面左上に表示されるまで4ケタの英数字が表示されたり、表示まで時間を要したり、画像が表示されないといった現象を確認しました。気づきの参考になれば幸いです。
更新履歴
- 8/2 PM 最新の情報を反映
- 8/24 AM 最新の情報を反映、北河さんの考察追記